日々、過ごしていく中で、’’明確な目標’’があることは非常に重要です。
いい会社に入りたいから、大学に行く→このような人は何万といます。では具体的にどの会社なのか。例えばその会社のスター選手の位置付けにある社員さんがいて、その人になりたいのか、じゃあその人のインタビュー記事を読んで研究しようとか。夢は具体化することが重要だと言われています。
そんな中、最近、院長からのアドバイスがあった中でこのようなものがありました。
「この人みたいになりたい!という衛生士さんを見つけなさい」
でも、どうしましょう。。ひとりの人をまるっと全部見て、「この人みたいな衛生士さんになりたい」と思う事は少し難しいなぁと感じてしまったのです。
私には、多くの歯科衛生士の先輩方がいます。本当に駆け出しの頃から、現在の私まで、お出合いしたたくさんの先輩方がよく面倒を見てくださり、感謝しきれません。忘れられない思い出が多く、ここには書ききれない程です。また歯科衛生士の仲間(同年代、後輩)も与えられました。この皆さんの、仕事に対する知識の豊富さはすごい、かつ実践的で。とか、失敗しても落ち込まないメンタルの強さ、真似したいなぁ、とかその方それぞれの素晴らしさが際立つ瞬間があり、隣で見ていて眩しさを覚えることもありました。
でも、難しいなと。目標にするのは。。そう感じたのです。上記のような、出会った人たちの一面だけをそれぞれ切り取って、「Aさんのこの部分と、Bさんのこの部分と、Cさんのこの部分を併せ持った人になりたいです」と手帳やノートに目標を書いても、まとまりと、具体性に欠けてしまうと思ったからです。ふわっとしてしまうかなと。
そんな時に何気なく電子書籍のサンプルで読んだこの「デンタルクエスト」。
歯守リンゴ氏。年代も、キャラクターもすべてが、ぁあ!この人やァア!と思えました。この人ならまるっと全部含めてなってみたい。この人なら自分のキャラと寄せていける!(笑)そうも感じたのでした。
それからの私は目標が定まり、着々と前に進めました。’’逆算の法則’’で、どうしたら良いかな。と考え、本を読んで知識を蓄えたり、歯守さんの明るさ、コミュニケーションを真似てみたり。
職場の研修で使用したマンダラチャートにも、一番真ん中の枠内に
「歯守リンゴさんのような歯科衛生士になる」と書いた次第です。
(※マンダラチャートとは、曼荼羅模様のようなマス目を作り、そのマス目一つ一つにアイデアを書き込むことで、アイデアの整理や拡大を図り、思考を深めるもの。)
最近、アニメのキャラクターと結婚式をあげた人がいらっしゃるとネットニュースで見かけましたが、生身の人間の細かな部分がないので、余計な事は考えずに前に進むことができるのかな。と思いました。
キャラクターと結婚とまでは行かずとも、日々の現実、(仕事の業務や家事、育児をこなして)目標や、やりたいことが見えなくなって流されていくよりは、具体化するということにおいては、架空のキャラクターは、一つの有効な手段なのかもしれません。
夢と言っても、そんな大それたもので無くても良いと思います。
「7月に岐阜に旅行へ行く。あの駅のおやき屋さんでおやきを食べる」
「長崎に出張で行く。その時にカステラを食べる」
なんでも具体化です。目にすると、それが脳に焼き付いて、無意識にその方向に行くために何をすべきか、行動しているはずです♪
歯科衛生士は、資格保持者で、そこに、「目標」って持ちにくいのかもしれません。
他の、職種、例えば営業職の皆さんは「目指せ、売り上げ〜%UP!」
「今月こそは、新規契約を取る」
など、目標も様々です。
歯科衛生士の皆さんも、日々の業務の精度を上げるために、目標を少しづつ探しましょう。
「○○先輩が急用で休みでいなくても、一人で全てこなせるようになりたい」とか
「14枚法(デンタル)の位置付けを完璧にする」とか、
「口腔内写真を正確に撮る」など。
歯科衛生士も、テーマを決めて行える目標設定はたくさんありますね。
目標を具体化することで、将来、素敵な転職先、やりたい事が見つかって行くかもしれません。まずは、このデンタルクエストを読んでみても良いかもしれません(^^)♫
進路選択に、漫画を読んで、生活のちょっとしたオアシスに、皆さんの参考になれば嬉しいです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました♪
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