歯磨きは、必ずしも寝る前じゃなくて良い理由

  • 皆さんこんばんは!あつこです。

歯科衛生士なのに ’’寝る前じゃなくて良い理由’’ と書いてしまってすみません(^^;)

今日は、歯の話題。

歯の事でお悩みの方、このような方に読んでいただきたいです。
  • 歯科で歯肉炎・歯周炎と診断された
  • 歯科で虫歯の診断を受けた。
  • 毎回検診に行くたびに虫歯、歯周病の診断が後を絶たない。
  • 本気で、虫歯と歯周病とおさらばしたい。完全なおさらばでなくても、数を減らしたい。

 

 

 

寝る前の歯磨きを忘れてしまった場合や、寝落ちしてしまった後のリスクを考えて!

 

ブラッシングができなくなってしまった夜を明かした場合・・・

 

そのリスクの増大幅は一気に広がるのです。

 

 

みなさんは、歯科受診された時に、

 

「寝る前のブラッシングは非常に重要です」

 

 

「寝る(直)前に歯磨きをしてください。理由は、寝ている間、

お口が乾燥してお口の中の細菌が活動しやすい状況になるからです」

 

そうです。そうなんです!

 

寝る前の歯磨きは虫歯・歯周病予防に効果的です。

 

でも、それが必ずできるかどうか。

 

例えば晩酌をされる方。

 

おつまみもそこそこに♩楽しい時間🎵1日の終わりの至福のとき。

 

でも呑んだ後そのまま寝てしまう。

 

そのような事ありますよね。

 

「おつまみも食べるし、全ての食事を終えてから、歯磨きしないと・・」

そうですよね。

でも、全ての食事を終えるのを待っていたら、、あなたの歯は言います。

 

大丈夫かなぁ、、ご主人様、このままソファーで寝てしまって僕を磨いてくれないんじゃ・・by歯その1

 

「大丈夫かしら・・磨いてくれたとしても、ヘロヘロになってるじゃない。。歯磨きしてくれても、1、2分で終わっちゃうんじゃない!?

by歯その2」

 

歯と歯の間は隙間が空いてるから、歯間ブラシも必要なのに。

ゆっくり時間取ってくれるのかなど、悩みはつきません。

 

晩酌以外でも、子どもさんの寝かしつけをしていますと、そのまま寝落ちしちゃう、なんてことも考えられますね。

 

そのまま寝てしまうと、お口の中の環境は、悪化した状態。乾燥してきます。そして、細菌が活動します。細菌は言います。

「おー!!やったね!!いつもより動きやすーい!周りに(仲間の)細菌が’’ウヨウヨ’’してるさ〜!by細菌」

みなさんお口の中の細菌を見たことありますか?私はあります(^^;)!

位相差顕微鏡という、顕微鏡。こちらを使いました。歯垢を採取して、見るのです。まさに、’’ウヨウヨ’’動くんです。生き物ですね(^^;)

 

お口の中にはもともと口腔内細菌として、大人の口の中には、300〜700種類の細菌が生息していると言われています。

歯をよく磨く人で1000〜2000億個、あまり磨かない人で4000億〜6000億個あると言われています。

 

すごいですね、、これらの細菌が活動する環境を整えてしまう、

磨かずに寝てしまうリスク。

 

現代人の私たち、歯磨きをしっかりと取り組みたい、けれど、時間がない。

 

ではどのように対応したら良いのでしょうか。

 

 

’’リセット’’の考え方を採用!まずは、口の中をしっかりリセットできるように考えよう!

寝てしまうのであれば、確実に寝ない時間を歯磨き時間として採用してみませんか?

 

おすすめは、入浴時です。(沖縄の方、シャワー時でも構いませんよ(^^))

 

「え?食事前だけど大丈夫?」

「う〜ん。お風呂の後デザート食べるかもしれないし、お風呂の時に磨いても、その後食べるよ」

 

そのような声が聞こえてきそうです。そう、入浴の後、まだ予定がありますよね。でも、その夜のご自分のコンディションで決めた方が良いんです。

 

今日は疲れていて寝落ちしそうであれば、寝落ちしたリスクを考えて、先に磨いておく。

そのようにして、入浴時に磨きますと、一度お口の中が清掃され、リセットされた状態。気持ちが良いですね。

そうこうしている間に、

 

「ちょっと晩酌、、ん?あれその前のテレビを見てる間に。。ウトウト」

「寝かしつけの後、もう一度起きてから、あれこれしよう!ん?ウトウト」

 

リスク回避できましたね。

 

その一方で、入浴の歯磨き後、思ったより体力があり、晩酌したり、デザートを食べた方は、

その後また歯を磨きましょう!起きられているのであれば、就寝前の歯磨きは必須ですから(^^)

でも、今日1日の歯の汚れた面の一層はすでに入浴時に取り終えており入浴時にリセットできているので、気持ちは楽ですね。

 

 

なぜ入浴時

理由その1

→確実に時間が取れるから

 

帰宅後忙しい、ゆっくりしたい、色々とやりたい事、やらねばならない事がありますね。

 

でも、どんなにお疲れでも、大体お風呂には入ることが多いかと思います。

その時間は、誰かに声かけられにくいですし、

体を洗う時間を確保しているはずですので、その中の5分間〜10分間でもいただけたら、、

歯磨きや、補助器具のフロス、歯間ブラシまで使うことできます。

 

定期検診で、歯科衛生士さんから、歯間ブラシや、フロスなどの補助器具を勧められた方、いつ使う?歯磨きだけで精一杯、、となっていませんか?

ましてや、初めて使う方は、時間がかかりますよね。

そのような時は、ゆっくり時間をとりましょう。毎日の継続で、お口の中が変わっていきますよ♩

 

理由その2

磨いた後、間食しないようになるかも

 

「入浴後、すっきりしていますので、さっぱりして、間食しないように自分を持っていく」

というお知り合いの方がいらっしゃいました。

 

 

まとめ

皆さん、どうでしたか?

普段のルーティンの中で、どのように新しい習慣を取り入れていくか、

私は、取り入れる というより、組み込む 

そのようなイメージで、予定を立てちゃうのはいかがでしょうか♩

 

取り入れるとなると、今の生活に、プラスして時間を増やすイメージですが、時間はみんな24時間与えられると決まっていますので、

今ある時間のどこに、組み込むかをイメージすると良いかもしれません。

 

皆さんの今日が、楽しく幸せな日々となりますように!健康に過ごせますように

今日も読んでいただきありがとうございました。







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この記事を書いた人

沖縄在住13年目、沖縄のお出かけ情報ならお任せください。歯科衛生士歴20年目、年間1000人以上の患者さんの歯と向き合っています。大好きな沖縄の情報、時々色々な事(歯科、聖書)をお届けします。

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