みなさんこんにちは!あつこです。
今日も本の紹介シリーズを行なって参りたいと思います。
月に数冊(何十冊とは言えない・・悲しさ(^^;))
本を読んでいる中で、本を読んだ感想、学んだことを書き留めていきます。
本書が気になった方は、手に取っていただけると嬉しいです。
「働き方の哲学 〜360度の視点で仕事を考える〜 どう働くか? なぜ働くか?」
「働き方の哲学」この言葉に惹かれて読みました。
それともう一つの理由は、「難しそうな本だな」と思わせないくらい可愛らしいデザインの本だったこと。(本のサイズ感も独特)
イラストが可愛らしいのです。
この本の内容を助ける為によく出てくるイラスト、こちらも楽しみにしてご覧いただけたらと思います。
健やかな『仕事観』を意識する(本書:始め)
本書では、仕事を100%コントロールすることはできないけれども、仕事をすることを、どうとらえるのかで、ある程度コントロールできる。そう冒頭の章に書いてくださったのでした。
本書は、働くことに対する『観』(捉える力)をつくるための絵辞典なのです。
30代以降、仕事・キャリアは、単純に知識や技術面の取得だけでは打破できない“あり方”が問われるフェーズに移ってくるからです。
『観』を土壌として、方向軸となる志を定め、モチベーションの源泉となる意味を掘り起こし、そのうえで知識・能力を活かしていく。そういうどっしりとした構えができる人が、持続的に自分の世界を押し広げていくことができます。
本書「働き方の哲学」より引用
本書の中盤に関しては、
この『観』について学んだ後、この考えをもとに、今度はどう持続して自分の能力、職を押し広げていくかという発展につなげていきます。
この中盤の内容もどこをとっても非常に学びとなりましたので、是非お時間ありましたら読んでみてくださいね。
本書の中で良かった内容(後半部分)
私たちが仕事をする中で、長期的に元気になっていくには何が必要か、
それは「癒し」という方もいらっしゃると思います。
(私もちょうど今日、サウナに行って癒されてきました)
「癒し」とは「気晴らし」だったりもします。旅に出かける、遊ぶ、食べる。
でもそれらは「ストレス→癒し→気晴らし→またストレスが来る」の繰り返しをしている、負のループだということです。
本当に元気になるために必要なことーそれは「決意」です。意味を見つけ、そこに肚(はら)を決めて行動することです。
本書「働き方の哲学」より引用
喜びも悲しみも、受け入れる力、それが「決意(肚にすえる)」こと。
肚にすえることで、仕事の内容(出来事)に左右されない、
左右されないけれど、心を安定させる防御反応として、仕事を諦めたり、仕事に折り合いをつけたりして過ごさなくて良い。
そのことがわかる内容でした。
「肚にすえる」というても、大きなプロジェクトをやり遂げたいとか、そのようなことではないです。
人それぞれの「肚」があるはずです。
それはあなたの心の中に絶対あります。
ずっと悩んでいた私の問題
恥ずかしながら、まだまだ青二才の私は、悩んでおりました。
仕事をしていても、うまくいく時もあれば、落ち込む時もある。
この心のジェットコースターはなんなのか。
仕事を『所詮、仕事は仕事、こんなものやわ』
と折り合いをつけると心は守られるかもしれません。
でもせっかくの人生、
楽しく仕事をしていきたい、
仕事を通して貢献したい、その思い入れが強すぎて、
どうにもこうにも心の乱れが止められない自分。
「こんなことをしていては、仕事に振り回されたままやないか」
例えば大事なイベント(旅行、お祝い事)の前日に仕事が入っていたとして、その仕事が上手くいかない日であれば、その翌日に控えるイベントを楽しめないこと確定!なんてことも・・。
あつこよ、なぜあなたは、引きずる必要があるのか。
仕事の結果に対する、自分の感じ方が凝り固まっているせいで、何かトラブルが起きた時、環境の変化に遭遇した時、気持ちのアップダウンが来るのです。
自分で自分が嫌になっていました。
そんな自分の考え方の癖を変えるきっかけとなったのが本書でした。
これからの自分がどう考えて仕事と向き合えば良いのか、そのためにやるべきことは何なのか。
子育てと仕事のバランスの問題、やりたかった夢と仕事のこと、
この本は、あなたの心の軸を見つめるきっかけとなっていくと思いますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
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