ライブ参加 健康効果 その2 歯科衛生士がお伝えする いつまでも若々しく!顎口腔系の健康の維持に効く!!!歌を歌う効果!!

みなさんこんにちは!あつこです。沖縄尚学、慶応に負けてしまいましたね(高校野球)

 

さて、前回の記事の続き、「ライブ参加 健康効果 その2」となります。

 

 

前回の投稿で、ライブ観戦をしたことをお話ししました。

 

 

例えば、みなさんがライブに参加し、思いっきり声を出したり、体を揺らしたり、腕を上げたりしたことは・・

→真ん中にいるのがあつこです。

 

 

 

 

目次

お口の健康、(ちょっと難しい言葉で言いますと)顎口腔系にとって非常に良い影響をもたらしてくれるということ。そのことをお話したいと思います。

 

 

顎口腔系とは

顎口腔系とは、顔面領域で行われている全ての行動機能をつかさどる、各器官や各組織の総称です。

では、顔面領域で行われている行動ってなんだと思われますか?

 

 

例えば、食事


 

 

 

 

 

 

例えば、歌うこと

 

 

 

例えば、笑うことも!

 

他にも飲み物を飲む、口笛を吹く、あくびをする、キスをする、泣く、

この様にさまざまなことを行うこの力。

これらの動作を行うことは全て顎口腔系と言うのです。

 

お口の健康といえば、すぐに歯や歯肉を思い浮かべる方が多いと思います。

 

しかし実際は「歯」「歯肉」は口腔機能のほんの一部です。

 

顎口腔系の単位でお口の健康を考え、それらの機能を維持することが、「お口の健康」につながるのです。

 

 

 

 

では実際にライブでの行動の中で、どんなことがお口の健康に良いのでしょうか

効果はさまざまな観点から考えますと、たくさんあげられますが、今日はほんの一部をご紹介いたします。

 

 

ライブ会場で、アーティストさんの演奏が始まった時、

思わず大きなお口を開け、一緒に歌いますよね。

 

お口を大きく開けることの影響

顎関節の動きを良くします
顎関節症という言葉を聞いたことありますでしょうか。
 
顎が、開けづらい、開けた時に音がするなど、「開口障害」と言われるものです。
 
顎関節症は、顎の関節の関節円板の動きが上手くいかないことが原因。
少し見えずらくて申し訳ないですが、骨骨くんです(頭蓋骨です)
この絵において、真ん中の方に小さく色がついていますよね。これが関節円板です。
 
膝の骨に軟骨があるように、顎の骨にも骨の動きをスムーズにする機能があります。
それが関節円板。この関節円板が顎の動きでは重要で、開けたら少し前に滑り、口を閉じたら元に戻ってくる。
しかしこの動きができなくなるのが顎関節症です。
 
原因は、たくさん考えられますが、基本的に普段から顎をどれだけ動かしているか(口を開けているか)を考えます。あまり動かせていないと関節の動きがロックされてしまい、動かしにくい状態を作るのです。
 
 

 

 

なーんだ口を開けている?いつもご飯食べているし、話もしている。毎日、口を開けているよ。

そのような声が聞こえて来そうです。

 

しかし、口を開けるというのは、「小さく開けている」状態。ピヨピヨ小鳥が口をぱくぱく動かしている印象でしょうか。

 

本当に口を開けるというのはいわゆる「大きく開ける」ということ。

 

意識的に(ゆっくりで良いので)ストレッチがわりに大きく開けます。そうした時、耳の真ん中少し手前を触ってみてください。関節が非常に大きく凹むはずです。その状態が「大きく開ける」ことなのです。

 

つまり、このように歌を歌っているときは、

積極的に顎の関節を動かし、関節円板の動きを良くするストレッチをしている様なものなのです!

 

 

 

 

ライブでストレス発散することの影響

 

ストレス発散で唾液力アップ!!リラックスした状態ではサラサラ唾液が多く分泌され、お口の中が潤い、虫歯予防、粘膜保護作用、食物摂取の食塊形成などの助けとなります。
 
リラックスしていたり、楽しい気持もちでいますと、ストレスが改善されます。
大好きなアーティストに会えたという幸福感もまた、幸福ホルモンであるセロトニンが分泌され、
免疫力アップにつながるのです。
 
 

お口の筋肉を使うことの影響(唾液が出る)(顔の筋肉を動かせる)

大きく口を開けることで、顔全体の筋肉を動かします。
筋肉は表情を作ります。そして筋肉を動かすことで、
口腔機能の中に組み入れられている唾液のタンク「唾液腺」という部分が刺激されます。
 
 
ライブに参加して、嬉しいときは笑うでしょう、感動したときは泣くでしょう
そんな時に、たくさん筋肉群が動きます
お顔の筋肉というのは、さまざまな種類の筋肉が何層にも繋がり重なり、それらが動くことで機能しています。
 
成長ホルモンが下降していく35歳以降は、これらの筋肉群を積極的に使わなければいけません。
筋力は衰えていく一方で、顔のたるみにも繋がってきます。
 
そして唾液腺が筋肉に押され刺激されなくなり、唾液もネバネバとしたものしか出ないということになりかねません。
 
そんな私も普段から、気をつけなければということで、積極的に口を開けております。それが「あいうべ体操」です。
 
「あ い う べ」と大きく鏡の前で大袈裟に、やってみてください。
そうすることで、先ほどの絵にあった筋肉群がどんどん動かされていくのです。唾液も分泌されやすくなります。
 
「あいうべ体操」「唾液炎マッサージなど唾液に関すること」は検索しますと色々と情報が得られますので、みなさんも確認してみてくださいね。
 
 

歯だけではない、「顎口腔機能」という見かたでとらえると生活全般が健康と美容につながる

子育てや仕事、またはやりたい事に追われて、自分の生活を整えることができずにいますと、
「歯」は磨けていても、「顎口腔機能」のケアはできているとは、残念ながら言えません。
 
 
でもこれは現代人である私たちにとって仕方のないことです。私自身も同じで、課題はまだまだあります。でも少しでも、
 
考えを意識しておけば、流されてしまうことはなく、健康機能を維持できると私は信じています。
 
 
だから、自分の体や心に聞いてみてください、心地よく暮らせているか、体をしっかり動かせているかどうか。
 
外の世界を見ようとしてついつい自分の内側を見ていない自分(あつこ)がいます(^^;)
 
 
一緒に自分自身の体を、心を見つめること始めましょう!!!
 
今日は最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

沖縄在住13年目、沖縄のお出かけ情報ならお任せください。歯科衛生士歴20年目、年間1000人以上の患者さんの歯と向き合っています。大好きな沖縄の情報、時々色々な事(歯科、聖書)をお届けします。

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