40代、若返りの秘訣。噛むことで、脳の血流を上げて脳機能を活性化「脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!」長谷川嘉哉著

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目次

本書の概要

本書は、「口腔の健康」「脳の健康」が密接に関連していることを強調しており、患者への指導に役立つ実践的な情報が含まれています。

この本を読む前の私は・・・・

ミドル世代(35歳〜54歳)に差し掛かった私にとって健康を維持することは、早急な課題となっていました。

そして大きな興味関心になり健康的な生活を維持するために、日頃からトライアンドエラーを繰り返す日々。

医療に携わるもの(歯科衛生士)として、健康的な姿を患者さんにお見せしたい。

患者さんに良き影響を流すことが出来たらと、昨今、特に思うようになりました。

そんな私に取って「脳」の健康も私の関心事の一つでした。

これからの人生を豊かに暮らすことが出来ないと感じていました。

そんな中で、本書に出会い、なぜ脳の健康と歯が関わっているのかが、はっきりわかりました。

「噛む事ってこんなに大事なんだ!」と、なんだか嬉しい気持ちになりました。

本書の中で最も感銘を受けた箇所

歯根膜と脳血流の関係

歯根膜とは

歯根膜(しこんまく)は、歯を支える組織の一つで、英語では「歯周靱帯(ピリオドンタル・リガメント)」と呼ばれています。

この歯根膜は、繊維性結合組織で構成されており、歯を安定させ、歯が適度に動きやすくする役割を担っています

つまり歯根膜は、歯のための「ハンモック」の役割がありますね

そこにクッションとして衝撃を受け止める役割が存在しているということです。

そのハンモックが受け止めた後は、「脳」に伝達されるわけです。「これが人参だな「これはパンだな」というように硬さや柔らかさを脳に伝達しているのです。

「・・噛む時は歯がこのクッション(歯根膜)に約30ミクロン沈み込みます。そのほんのわずかな

圧力で、歯根膜にある血管が圧縮されて、ポンプのように血液を脳に送り込むのです

その量は、ひと噛みで3.5ml。3.5mlといえば市販のお弁当に付いている、魚の形の醤油入れ・・・

(本書より抜粋)

・・だとすれば、噛むということは、そのたびに、あの容器いっぱいの血液をピュッと脳に送り込んでいることになります。」

(本書より抜粋)

醤油入れほどの血液はかなり多いなと感じました。

子ども達にも「よく噛みなさい」と話していますが、理にかなっている、とはまさにこの事なのだなと感じました。

結論

「噛めること」「自分の歯があること」が脳に影響している

朝食からベーグルを食べて「硬いなぁ」と困っていた私でしたが、「よく噛もう!」と前向きに 捉えることが出来ました。

まとめ

歯を守ることは脳の若返りにも寄与する、まさに目から鱗の本書の内容でした。とても勉強になりました。

本書には他にも、歯磨きの大切さが脳の働きを助けることや、効果的なブラッシングの方法が書かれています。

ぜひ本書を手に取っていただき、私と一緒に健康な生活を目指していきましょう!

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この記事を書いた人

沖縄在住13年目、沖縄のお出かけ情報ならお任せください。歯科衛生士歴20年目、年間1000人以上の患者さんの歯と向き合っています。大好きな沖縄の情報、時々色々な事(歯科、聖書)をお届けします。

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